文書・図面等をコンパクトかつ安全に長期保存したい 保存書庫の飽和状態を改善したい(スペースセービング) 法的証拠能力が高い保存媒体が欲しい 人的災害(紛失・汚損・破損)リスクに備えたい 機密情報等への改ざんや不正アクセスを回避したい |
CD-R・DVD-R | 平均5〜10年 | 高温多湿に弱く、一定以上の光を浴びると色素が分解してデータが失われることがあります |
ハードディスク | 平均5〜20年 | 熱に大変弱く、起動回数と動作温度によって寿命が大きく変わります |
紙 | 和紙1000年 洋紙100年 |
紙は種類・保存状況によって左右される為、左記は一般的な耐久年数です |
マイクロフィルム | 100年〜500年 | マイクロフィルムは適正な保存条件下で100年〜500年の保存が可能であることがISO10602に示されています |
当社で主に扱うマイクロフィルムの種類は5種類です。 ロール状フィルム(16mm・35mm) シート状のアパチュアカード・マイクロフィッシュ・フィルムジャケットがあります。 貴重な資産を撮影スタッフの経験と技術で、高解像度のマイクロフィルムを提供いたします。 当社では酸性化による劣化フィルムの複製・洗浄処理・空曝処理も行っております。 詳しい内容は下記をご覧ください。 |
16mm |
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ロール状のフィルムに約1200枚の文書が保存できます。 カートリッジ式に収納すると自動コマ検索が可能になり、閲覧が容易になります。 一般的な文書や利用頻度の高い文書の保存に適しています。 |
35mm |
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ロール状のフィルムに約500枚の文書が保存できます。 面積が一番広いフィルムで、鮮明に複写可能です。 図面・古文書・新聞等の保存に適しています。 |
アパチュアカード |
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カードにカットしたフィルムを1コマもしくは数コマ貼り付けたものです。 カードに情報を書き込んでファイリングします。 検索や複製を容易に行うことが出来ます。 図面の保存に適しています。 |
マイクロフィッシュ |
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シート状のフィルムに文書を写し込むことで、検索や複製を容易に行うことが出来ます。 報告書や契約書等の保存に適しています。 |
フィルムジャケット |
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袋状のジャケットにカットしたフィルムを挟み込んだものです。 マイクロフィッシュと用途は同じですが、カットしたフィルムの中身を容易に交換することが出来ます。 |
劣化フィルムの複製・洗浄処理・空曝処理 |
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マイクロフィルムは劣悪な環境下で長期保存を行うと、強い酢酸臭とフィルムのワカメ化現象(ビネガーシンドローム)が発生します。 このような状態で放置するとフィルムの膜面に記録されている情報が読み取れなくなる恐れがあります。 当社では軽度であれば自動現像機による洗浄処理、もしくは酢酸ガス排除の空曝処理を行います。 重度であれば修復工程を経てから複製フィルム作成を行います。 |
マイクロフィルムに関するご質問等ございましたら、 是非当社にお気軽にご連絡下さい |
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